失敗を恐れる

　こんにちは。今日は失敗を恐れるについて書いてみたいと思います。誰でも失敗をしたいと思って失敗する人はいません。成功しようと思ってチャレンジするが上手く行かないことは人生では頻繁に起こります。私の人生を振り返ると、失敗続きの人生ではありますが、それでもめげずに生きています。記憶にある失敗だけでもいくつもあります。大学受験失敗で浪人。熟年離婚。就職先で社長と喧嘩をして、危うく失業。この他数え上げたら細かい失敗は山のようにあります。それでも何とか生きているのですから、失敗がそのまま失敗として続くわけではない事もわかります。
　今朝新聞を読んでいたら、最近の子供は失敗することに強い恐怖を感じていると言うことが書かれていました。インターネットが普及して事前に調べれば直ぐに答えが分かる時代であり、失敗する確率は昔に比べてかなり低くなっているようです。　ＡＩの力を借りれば、更に失敗する確率は低くなるはずです。
　子供だけでなく、大人でも失敗を過度に恐れる人の脳は、不安や抑うつに関わる前頭葉の脳機能ネットワークの働きが弱いのだそうです。（２０２４年６月１５日、読売新聞朝刊）これを強化する方法なども研究されているようですが、失敗を恐れず、逆境から逃げない強い脳を作る方法が見つかれば、うたれ強い、たくましい人間がドンドン生まれ、強い日本が生まれるはずです。
　日本には大学発のベンチャー企業が少ないのですが、これも失敗を恐れる脳の働きが影響しているのかも知れません。米国の起業家は、日本と違い、三つ、四つの起業の失敗経験を勲章のように誇り、次の挑戦に生かすのだそうです。「失敗するのは当たり前。逆に失敗しないと成功はしない」と言いきるそうです。
　自分の人生では、いくつも失敗してきましたが、その後の結果を見ると、失敗のままにはなっておらず、必ず成功につながっているような気がします。こう考えると、失敗は成功のための一プロセスのようなもので、そのプロセスを恐れたり、落胆する必要は全くないということがよく分かります。
　婚活も同じで成功もあれば失敗もあります。失敗を何回か繰り返し、成長し、成功に繋げることができれば、途中の失敗は失敗ではなく成功に導く一種の材料のようなものだったことになります。頑張ってください。応援しています。」